1930年代初期の大衆娯楽雑誌における女性像

• 영문명: The Image of Women Represented in Japanese Mass Entertainment Magazines in 1930s - With Special Reference to “Modern” Magazines and “Romantic Ideology” -
• 발행기관: 일본어문학회
• 저자명: 張ユリ(Jang You Lee)
• 간행물 정보: 『일본어문학』日本語文學 第72輯, 377~400쪽, 전체 24쪽
• 주제분류: 어문학 > 일본어와문학
• 파일형태: PDF
• 발행일자: 2016.02.28

국문 초록

日本の1930年代は一般に「エロ·グロ·ナンセンス」の時代といわれる。そのような風潮の中で女性は男性によって対象化された客体として存在するだけであった。しかし、「エロ·グロ·ナンセンス」の時代にも主体としての女性は存在しており、その代表的な存在が女性文学者であるといえる。本稿は女性が対象化される文化の中で表現の主体として存在していた女性文学者たちを中心に、1930年代のモダン文化における女性像についての新たな一断面を明らかにしようとした。 本稿は二部構成になっているが、まず前半では1930年代の「エロ·グロ·ナンセンス」とモダン文化における対象としての女性に対する認識の究明を試みた。そして、その過程において、女性が男性によって対象化されたのみならず、女性によっても評価されたこと、なお、女性による女性の評価には「ロマンティック·ラブ·イデオロギー」が深く関わっていたことを究明した。後半においては、主体としての女性を代表する女性文学者が「モダン」系雑誌において如何に認識され、消費されたかについて考察した後、女性文学者の作品に現れている女性表象について分析を試みた。その結果、1930年代の女性は、男性によってモダン文化から派生した「エロ」-欲望-の対象として表されていた一方、自分の中に内在化されている欲望である「ロマンティック·ラブ·イデオロギー」を通じて、自らを規範化していたことを明らかにした。

영문 초록

The 1930s in Japan was commonly called the era of “ero, guro, nansensu (erotic, grotesque, nonsense).” In such a tendency of the time, women just existed as objects objectified by men. In the era of “ero, guro, nansensu”, however, women as the subjects of expression also existed, and the typical examples of such women were female writers. In this paper, I focused on the female writers existed as subjects of expression in the culture of objectifying women and tried to reveal a new aspect surrounding the women in the 1930s. This paper can be divided into two parts. In the first part, I studied the perception of the women as objects represented in the Modern culture in the 1930s. And in the process I figured out that women had not only been objectified by men but also been evaluated by women, and that women’s evaluation of women had been closely related with “Romantic Ideology”. In the second part, I studied how the female writers representing the women as subjects had been perceived and consumed, and then analyzed the self-expression as a woman represented in their works. As a result, I figured out the women in the 1930s had been perceived and expressed as the objects of “ero”, desire derived from the Modern culture but standardized themselves by “Romantic Ideology”, their own hidden desire.

목차

요약

1. はじめに

2. 「モダン」系雑誌に見られる女性認識

3. 1930年代初めにおける「モダンガール」像の変化

4. 「モダン」系雑誌に映し出されている女性文学者

5. 女性文学者による女性の規範化-「 ロマンティック·ラブ·イデオロギー」を軸として

6. おわりに

參考文獻

키워드

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