학술논문
『오츠 준키치[大津順吉]』연구
이용수 11
- 영문명
- 『大津順吉』硏究
- 발행기관
- 동덕여자대학교 인문과학연구소
- 저자명
- 윤복희
- 간행물 정보
- 『人文學硏究』第8輯, 203~217쪽, 전체 15쪽
- 주제분류
- 인문학 > 기타인문학
- 파일형태
- 발행일자
- 2002.04.30
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국문 초록
영문 초록
本稿では、『濁つた頭』(1911.4)とともに志賀文學初期の代表作とされる『大津順吉』(1912.9)を取り上げ、主にその成立過程を中心に考察した。
先ずは『大津順吉』の作品についてのこれまでの評價を整理した。『大津順吉』は主題の讀み取りの問題と作品の斷層を生んだ構造がこれまで問題になっていた。たとえば主題としては普通、作者志賀直哉とほぼ同一視される主人公の强烈な自我の表現を讀み取るのが一般的である。その中で、中村光夫や本多秋五のように、姦淫罪にまつわるキリスト敎との關わりに注目する讀み方と、須藤松雄のように結婚問題をめぐる父子對立の問題に注目する讀み方に分かれる。また姦淫の問題そのものが主題であるとする、池內輝雄の讀み方もある。
次に構造の問題として、たとえば須藤松雄は「第一」のK.W.との戀では偏屈な態度をとっていた主人公順吉が「第二」の千代との戀では突然積極的になったと指摘し、『大津順吉』の「第一」と「第二」に橫たわる斷層に觸れている。さらに斷層の原因は、實生活では二、三年のへだたりがあった二つの戀愛を半年を隔てた出來事であるかのように作者が描いたためではないかと述べた。一方、國松昭や大西貢は、志賀直哉の日記や手帳などの記述を擧げ「第一」と「第二」に時間のへだたりはなく、「第一」は明治四十年五月頃、「第二」は同年七月頃の作者の生活が背景になっていると主張している。これに對して私は1974年、製作された全十四卷の全集以來、新たに志賀家より發見された岩波全集の第十五卷の[手帳]、[ノート]類などの資料を調べた結果、それが斷層の原因ではないことを推論してみた。
さらにこれらの資料を分析し『大津順吉』の成立過程をたどってみた。志賀直哉は『大津順吉』を完成する前から、絶えずその中に描かれた內容を作品化しようとした意志をもっていた。「綠河岸」「冬」「濁水」などの一連の構想メモがそれである。それは今まで『大津順吉』という作品が、作者の强い仕事意識によって一擧に書かれたと言われていたこととは反對に、數年間にわたり何回かの試みを積み重ねた上に成立した作品であることを意味しているのでもある。
『大津順吉』には、自己の欲求に充實であろうと、キリスト敎からの解放を成し遂げ、自己に對する自信を回復していく志賀直哉の姿が捉えられ、その自信をバネに眞正面から父親と對立していく過程が描かれていると言えよう。
목차
가. 머리말
나. 연구사와 문제점
다. 『오츠 준키치』의 성립과정
라. 맺는말
참고문헌
(要約)
키워드
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참고문헌
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